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Channel: ブラブラ店長
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龍勢シンポジウムを終えて

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この連休は、個人的にチト忙しかった。
11日(土曜:祭日)、仲間と静岡県立大キャンパスに向かった。

昨年の「草薙龍勢」に於いて、我が 草薙西支部をお手伝い戴いた静岡県立大学の教授による
「龍勢シンポジウム」に参加。とても有意義な時間だった♪



集合して先ず向かったのはキャンパス内のグランド。


静岡理工科大学の増田先生による、ペンシルロケット(龍勢型モデル)の打ち上げ実演。
ロケット構造を龍勢と同じような条件にし、4種類発射。

草薙龍勢の科学的な検証と言って良いだろーか?発射台にビデオカメラを設置し軌跡を追う。
データの分析・検証は、このあと大学校舎に戻り解説。



イメージ 1

何だか・・ぼそぼそ話すオッサンだなぁ^^  何て思ったのだが、
実は長年JAXAに勤務し・・あの運搬ロケット「コウノトリ」の設計に携わった方。
NASAの打ち上げまで同行してた・・と言う、実はスンゴイ人だった。



イメージ 2

この日の様子は中日新聞に掲載されたもよう。
(そ~言えばカメラを持った人が居たが・・・あの方、新聞記者だったのネ^^)




さて、龍勢の検証であるが・・

↑小型ロケットの発射~軌跡を見る事に因り、(今までコンナ視点で見た事が無かったので)改めて自分達が毎年作り・打上げている龍勢花火の、構造的な欠点や飛行安定に必要な確認事項を再認識。
回転モーメントかぁ・・・構造バランスの大切さを思い知る^^♪

あくまでも今回は15gと少量の火薬に因る・小型ロケットの為・・火薬の燃焼空間(錐もみに因る火薬面積)の詳細までは追えなかったが、長年その分野に携わった研究者目線での解説は・理に適っていて説得力があった^^



イメージ 3

次に、静岡県立大学 丹羽先生に因る「草薙龍勢の起源」の検証。
(渡辺先生のビデオ映像と共に・・判り易く検分)


元々、日本各地には様々な形の龍勢花火が存在していた。

言い伝えにあるように、「狼煙:戦国時代に於けるのろし」説と「雨乞い:祈り」説だ。




イメージ 4

徳川家康(駿府城)に敵の行動を(狼煙に因り)知らせる事が出来たか?という素朴な疑問は・・
駿府城跡に近い「静岡県庁 展望ロビー」からと、久能山東照宮に近い「日本平 山頂付近」からの、2地点での同時撮影が物語ってくれた。
撮影はホントに大変だったと思うが・・・ワイプで抜かれた・草薙神社での龍勢打ち上げの様子と並行して、「県庁」&「日本平」それぞれから、シッカリ綺麗に確認出来たことに感激。

又、有度山系域の地質・土壌を検分し、「雨乞い」説の展開も・・さもあらんかったのではト。。^^



次世代の子供達への伝承方法・現代的なアプローチとして「龍勢かるた」の、講話も興味深かった。



本活動に携わってくれた西野・野村・比留間・前野 各教授にも感謝・感謝である。
そして、久しぶりに逢えた(お手伝い参加した)学生さん達とも・楽しい時間を過ごせたかな^^?






こんな機会を・・

又来年も、より多くの人にお教え出来たら良いな♪ と、思った・良いシンポジウムだった。。









 

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